一ノ瀬画伯の新作について
今日のテーマは「絵画」です。水彩色鉛筆を用いるにあたり、普段の描き方とは違うアプローチをしてみようと考えました。
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年9月9日
一ノ瀬トキヤくんのこのツイートを見た瞬間の感情はただ一言で表すなら「歓喜」でした…
彼の音楽の作り方、生き様そのままだったからです
一ノ瀬トキヤくんのソロ曲は常に違うジャンルに挑戦して歌い方も変えていました
「真面目で殻に閉じこもりやすい気質」を自ら打ち破り続けてきたこの10年弱。
その姿があまりにも強くて、その強さはあまりにも美しい
「違うジャンルの曲に挑戦」を絵で例えるなら
「新たな画材に挑戦」
「歌い方を変える」を絵で例えるなら
「描画タッチを変える」
そう感じます
なので今回「水彩色鉛筆に挑戦」からの「作風を変える」とツイートで見た時、本当に感動してしてしまって…
殻を打ち破り続ける男、
彼にとって「らしい」という言葉は存在しない
甘い王子様な一面も、明るく楽しそうに歌う一面も、強くギラギラ輝く強引な一面も、セクシーに歌い上げる一面も全部が一ノ瀬トキヤだから
そしてアップされた写真がこちら
タイトルは「森」です。 pic.twitter.com/aGJ6LJdZYt
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年9月9日
見た瞬間なにもかも察してしまって
出た声は「ヒッ……………」
右上2作品の青々とした瑞々しさが手前のメイン作品をより際立たせて撮り方すらも「ズルイ男だ」と…。
まず習作1(仮)
通常の色鉛筆として直接芯を紙に当て描画
(↓再現)
色の重なり具合を確かめ、さらに右上の端を見ると、それを水で溶かした時の質感を把握しているのかなと感じました
(↓再現その2)
習作2(仮)
こちらはまさに水彩色鉛筆の使い方のお手本
黒鉛筆にて幹部分を直接線画で描画後、葉っぱは水で溶かして主線無しで
奥の暗がりを空気を紫を中心に青い色合いで透き通るように美しく描いているようです
最終的に水彩色鉛筆の減り方は紫と黒(トキヤのカラー)が顕著です
今回のメイン作品
習作2作品の青々として瑞々しい真夏の木々とは打って変わり、秋の空気を感じられる色合となっています
まず木々の木の葉の色合いは通常の緑色に加えて黄緑、オレンジと紅葉が少し進んでいるように見え、まさに初秋
そして全体の色合はまず目につくのが「赤」
木の幹、そして土から、匂い立つような赤
夕焼けに染まっている、ということなんだと思いますが、実際の夕焼けの風景のように晴れやかで心が洗われるような美しさ……とは言い難いです
原因は重ねている色である大量の「紫」と「黒」
重たい印象になるのを把握した上で意図的にこのように描画したのがわかります
このイラストには 森の基調である緑以外に
赤、紫、オレンジ、黄緑、黒 が使われているように見えました
※黒(夜空色)は初期トキヤのイメージカラー(「black crystalの輝き」「midnight black//milky white」)であり、黒ずきんの色でもあります
何を想い、この「森」を描いたか
わたしたちはこの絵を見て一瞬で理解できたのではないでしょうか
もしまだピンとこない方がいらっしゃいましたら、答えは丁度一週間前の一ノ瀬トキヤ本人のツイートにあります
詳しい内容はお伝え出来ないのですが、神社仏閣などを巡り、初秋の旅の楽しみ方をテーマに撮影しています。
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年9月2日
ここでまず「初秋」の景色を彼が見たことがわかります
今は咲いていませんが、もう少ししたらあの花が咲くそうです。リコリス……私にとって、思い出深い花です。
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年9月2日
まだ咲いていない花、そこには無い花に、
想いを馳せている様子が伺えます
皆さんの印象にも強く残っているようですね。人を惹きつける不思議な力がある物語だと思います。こうして思い出して頂けることで、作品として生き続けることができるのでしょう。
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年9月2日
皆さんの印象「にも」強く残っているようですね。
今日は「絵画」についてです。なぜ、この流れでこのテーマなのか、不思議に思いましたか?
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年9月2日
「リコリスの森」の話でなぜ「絵画」だったのか
結局この9/2には明確な答えを置いて行ってくれませんでしたが、林や森があるであろう秋の寺院でスケッチをしたことが分かります
しかしちょうど7日後に答え合わせをしてくるところ、にくいですね…!
今日もわずかではありますが、風景をスケッチしていました。携帯用の小さめのスケッチブックに、目にしたものを描く。短い時間で集中して描くので良い鍛錬になります。
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年9月2日
「携帯用の小さめのスケッチブック」にこの日は描いたということは習作の2作品は実際のスケッチのようです
絵を見た上で、改めて一ノ瀬トキヤくんが風景画を描く時の姿勢を確認すると下記です
少しずつですが、風景画において自分が表現したいことやタッチがまとまってきたように感じています。これからも続けていきたいですね。
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年9月2日
「自分が表現したいこと」
彼が絵を投稿した時、きっと多くの人がすぐに「リコリスの森」を思い出しました
何層にも重ねた色の深さは、重さは、彼の想いそのままだと感じました
あの森は今でも、常に、彼のすぐ側にある
自分も「リコリスの森」をまだ「懐かしい」と感じたことがないです
常に考えて常に想いを馳せていて
まだ初めて聞いたあの2/27の夜のことを鮮明に思い出せます
リコリスの森の展示で映像を見た時の震えを覚えています
グッズ一つ一つに込められた意味や、
各媒体のインタビュー、
そして当時の彼らのツイートを、
対談の時の声を、暗唱できる、覚えています
「リコリスの森」が好きすぎておかしくなってしまっている自分は今回、「こんなにもらってしまっていいの…?」と泣いてしまいました
あの後も様々な仕事をしている一ノ瀬トキヤくん自身のソロアルバムのツイッタープロモーションという大切な機会にあえて話してくれるのが自分が愛しすぎてしまった「リコリスの森」
実は発売した後からずっとリコリスの森について「ある事」をコツコツとやっておりまして…自分にとっては毎日のように触れてるものだったのでトキヤくんも自然に触れてくれたことに嬉しさのあまりパニックでした
その「ある事」は近いうちに公開する予定ではあるのですが、なにせとても時間がかかることなので興味がある方がいたらもうしばしお待ちください
話が少し逸れてしまいましたが
今回の一ノ瀬トキヤくんのツイッターが本当に素晴らしいと思います
初めてファンの前で父とレコードの思い出や音痴だった話をしたり、久しぶりに手料理(相変わらずのカンスト女子力)写真を見せてくれたり、こだわりの愛飲コーヒーだったり。
今、鞄に入っている本です。ジャンルは特にこだわらず、他にも何冊か並行して読んでいるものがあります。 pic.twitter.com/FGYZPjRRBU
— 一ノ瀬 トキヤ (@Tokiya_I_SH) 2019年8月31日
紹介してくれた書籍の「THE HAPPY PRINCE」を5秒で購入したので英語で頑張って読んでみたのですが、その時の感動が忘れられないです…
「宝石」、つまり「ジュエル」が中心になって話が進んでいました。そしてその本の下にあった名作「Oliver Twist」の装丁が「時計」モチーフ。
つまりこの写真が
「時のジュエル」だ………
なんて、男、なんだ………
こんな感じでクソデカ感情を毎日毎日紹介してくれる物事一つ一つすべてに生み出してしまっているので今現在、精神に一切余裕がない むり 終わらないで
↓お気軽にどうぞ〜